2008年のお正月以来のバリと、トランジットでシンガポールに行って昨日帰国。
Yoga Journalのムック、完全習得シリーズ 基本ポーズ30でお世話になったオロップ先生にも再会することができた。
このムックで、元YOGAYOMU仲間のまきちゃんと共に、巻頭および巻末ページの編集を担当させていただいた。主に私は巻頭、まきちゃんが巻末の解剖学を担当。声をかけて下さったYoga Journal日本版の編集長、山田さん、本当にありがとうございました。
柳生先生は撮影とインタビューの翌日にインド・プーネのアイアンガー道場へ行く予定で、宿泊先のホテルにFAXまたはメールして、記事を確認してもらうことになっていた。
ホテルにFAXするもつながらなく、メールも添付が送れない。電話でホテルに聞いたらFAXが壊れてるという。取り急ぎ、3日位で着くらしいEMSで原稿を送り、その旨を柳生先生に伝えたかったが、まだ部屋に帰っていないという。
「今、Naokoの友達が来たから代わります」とホテルの人から受話器を受け取った人は、バリ島のスミニャックでアイアンガーを教えるオロップ先生。YOGAYOMUでも取り上げたことがあるあのオロップ先生だった。「Naokoはあと1時間くらいしたら帰ってくるよ」と教えてもらう。
次に電話したところ、柳生先生と同行されていた、大阪でアイアンガーを教える相澤三千代先生が出てくださった。いざとなったら相澤先生のPCに添付を送ることになった。
結局EMSが4日ほどで無事に届き、柳生先生にレビューいただいて、これまた同行の別の先生が日本で郵便を投函くださり、色々な人のおかげで校了することができた。
掲載号が届いたのが3.11の地震の日。不在通知が入っていて私が手にしたのが翌日だった。
記事の中で、シャヴァーサナについて先生が説明している部分がある。一部要約するとこのようなことだ。
「シャヴァーサナは屍のポーズとか亡骸のポーズという意味。でも死はネガティブなものではなく、精一杯生きた末に誰もが到達する人生の最終目的地。シャバーサナは人生で所有してきたものや、死への恐怖を捨て、自分と向き合う瞬間」
このムックは初心者も読むかもしれない、どちらかというとポーズ教則本的な本。いきなり巻頭ページでシャヴァーサナのことばかりにフォーカスするのもどうかと思ったが、柳生先生が今回特にしきりに説いていらしたのもあり、デザイン的に別のくくりで分けてもいいかなという流れになり、結果としてちょっと大きく取り上げられることになった。
そして地震の直後、本当に死が身近に感じられたタイミングに出来上がったこの本。
精一杯生きてきて、でももっと生きたかったであろう人々に対し、今は静かな境地にいて欲しいと思うと同時に、その死を決して無駄にしてはならないと思う。
Yoga Journalのムック、完全習得シリーズ 基本ポーズ30でお世話になったオロップ先生にも再会することができた。
このムックで、元YOGAYOMU仲間のまきちゃんと共に、巻頭および巻末ページの編集を担当させていただいた。主に私は巻頭、まきちゃんが巻末の解剖学を担当。声をかけて下さったYoga Journal日本版の編集長、山田さん、本当にありがとうございました。
柳生先生は撮影とインタビューの翌日にインド・プーネのアイアンガー道場へ行く予定で、宿泊先のホテルにFAXまたはメールして、記事を確認してもらうことになっていた。
ホテルにFAXするもつながらなく、メールも添付が送れない。電話でホテルに聞いたらFAXが壊れてるという。取り急ぎ、3日位で着くらしいEMSで原稿を送り、その旨を柳生先生に伝えたかったが、まだ部屋に帰っていないという。
「今、Naokoの友達が来たから代わります」とホテルの人から受話器を受け取った人は、バリ島のスミニャックでアイアンガーを教えるオロップ先生。YOGAYOMUでも取り上げたことがあるあのオロップ先生だった。「Naokoはあと1時間くらいしたら帰ってくるよ」と教えてもらう。
次に電話したところ、柳生先生と同行されていた、大阪でアイアンガーを教える相澤三千代先生が出てくださった。いざとなったら相澤先生のPCに添付を送ることになった。
結局EMSが4日ほどで無事に届き、柳生先生にレビューいただいて、これまた同行の別の先生が日本で郵便を投函くださり、色々な人のおかげで校了することができた。
掲載号が届いたのが3.11の地震の日。不在通知が入っていて私が手にしたのが翌日だった。
記事の中で、シャヴァーサナについて先生が説明している部分がある。一部要約するとこのようなことだ。
「シャヴァーサナは屍のポーズとか亡骸のポーズという意味。でも死はネガティブなものではなく、精一杯生きた末に誰もが到達する人生の最終目的地。シャバーサナは人生で所有してきたものや、死への恐怖を捨て、自分と向き合う瞬間」
このムックは初心者も読むかもしれない、どちらかというとポーズ教則本的な本。いきなり巻頭ページでシャヴァーサナのことばかりにフォーカスするのもどうかと思ったが、柳生先生が今回特にしきりに説いていらしたのもあり、デザイン的に別のくくりで分けてもいいかなという流れになり、結果としてちょっと大きく取り上げられることになった。
そして地震の直後、本当に死が身近に感じられたタイミングに出来上がったこの本。
精一杯生きてきて、でももっと生きたかったであろう人々に対し、今は静かな境地にいて欲しいと思うと同時に、その死を決して無駄にしてはならないと思う。