先日の有機野菜農家の嫁のYちゃんの結婚パーティーにお呼ばれした。カメラを忘れたので写真がないのが残念。成田の古民家を改装したオーガニックレストランでのパーティー。ご飯がもう美味しいのなんの!野菜の味が濃くて甘いのだ。

寺田本家の日本酒の樽割で始まったパーティーだったが(この方がある意味キューピッドらしい)、これがまた美味しいすぎる。ネットでオーダーしちゃおうと思う。最後の新郎新婦の育てたにんじんで作ったケーキも、丁寧にドリップしたオーガニックコーヒーもすごく美味しかった。

引き出物はお豆とアクリルたわしと、自分で収穫する有機野菜3種類。ルッコラ、かぶ、水菜があって、帰って夜ごはんで食べたけど、本当に美味しい。あのルッコラを食べたら水耕栽培のは食べられない。

私にとっての成田って、空港があって「飛び立つ」場所だったんだけど、こうやって地に足付けてがんばってる人が増えている場所になってきつつあるらしい。

満員電車に乗らず、ヨガして、あとは在宅仕事して、ある意味ゆるめな生活を送ること7年ちょっと。3月から週3回の会社勤めを始めて満員電車の乗り方も思い出して来つつある中、遂に先週からフルタイムになった。

久しぶりに会社というところへ行ってみたら、肉を食い、酒を飲み、上司と給料交渉をし、ポリティクスを見極め、ハイヒールを穿き、フレグランスをつけ、満員電車に揺られ、たばこを吸う人もいれば、イキナリ解雇される人もいるという、7年前とちっとも変らない世界だった。

ロハス、ベジタリアン、マクロビオティック、ローフード、オーガニック、ヨガ、瞑想、東洋哲学なんて言葉が出る余地はない。今や世の中はスピリチュアルブームでスローライフの方向性に変わりつつあると思っていたのだけれど、それはたまたま私が垣間見てしまったヴァーチャルな世界だったのだろうかと感じるほどだ。

でも面白いかもしれない。物質世界に生きつつも、流されすぎず、自分を見失わず、かといって孤立せず、コミュニケーション良く、平和な心を保ってやってゆく。精神世界の実用化フェーズかもしれない。会社を辞めてからヨガを始めた私にとっては、本当の意味でのオフ・ザ・マットのヨガの幕開けか。

オフ・ザ・マットの修行中の身ではあるが、連休明けから会社にヨガマットを持って行ってランチヨガやろうかな?