Beach Yogini

海と島と猫とワイン愛する、たまに筋トレ時々ヨガ女のブログ

November 2004

地球交響曲/ガイアシンフォニー・第五番

『地球交響曲/ガイアシンフォニー』の第五番を見てきた。

ヨガやってて、オーガニックフードに興味があり、ガイアシンフォニー見て、ブッシュ当選にがっかり・・・なんて、「いかにも」という感じだし、エセエコロジストというかスピリチュアルオタクみたいでちょっと恥ずかしい気がして密かに心にとどめておこうと思ったのだが、やっぱり良いものは良いのでブログに書いてしまうことにする。

最初にこの映画の『第三番』を見たのは8年くらい前だろうか?外資系の会社に転職してアメリカっぽい実力主義社会にインスパイアされ、読む活字といえば日経とビジネス本のみ、みたいな感じの時だった。

そんな時、マウンテンバイクをやっている同僚に誘われ初めてマウンテンバイクで長野の山を降りに行った夜、空気の澄んだ長野の満点の星空に下に寝転んで自主上映会を見たのだ。エコロジストでもスピリチュアル系でもなかった私も感動し夜の暗闇で恥ずかしながら涙を流した。

そして数年が過ぎ会社も退職し時間がぽっかり空いた時、まだガイアシンフォニーの他の映画を見ていないことに気付き自主上映を探した。そして『第二番』、『第四番』を観た。第二番では自死をとげたジャック・マイヨール、第四番ではサーフィンの神様ジェリー・ロペスが印象的だったのは私が海好きだからだろう。

第四番の上映後はこの映画の監督である龍村仁氏の講演を聞く機会に恵まれた。そのときの講演で監督はこんなことを言っていた。

「この第四番では『霊性(スピリチュアリティ)』というものにフォーカスしているが、それは決して宗教的なものではない。現代社会において徐々に忘れ去られているだけで、誰もが心の奥に持っているものだ。」

「ガイアシンフォニーの出演者はある道を極めてきた人であり、実は非常にわがままだったりもする。だが、それぞれの道を極めるにあたり相当の努力をしてきた彼らに共通することは、誰もが『最終的な段階では自分の力ではない何かに突き動かされて成し遂げられた』と言っていることだ。」

今日の第五番は集大成のような構成にもなっていてテーマは「全ての存在は繋がっている」というようなことだった。

その中でフィーチャーされていた一人の天才ピアニストであり哲学者、物理学者であるアーヴィン・ラズロー博士は、その「繋がり」の事実を科学的に証明しようとする「量子真空エネルギー場」理論を打ち立てている人だった。そのエネルギー場自体が全ての記憶を持ち、アクセスする手段さえ分れば過去も現在と同様に知ることができるというのだ。まだ仮設のレベルなのかもしれないが、なんかものすごいことになっているではないか?!

映画上映が終わり監督の講演に入るとき、たまたまラズロー博士が来日していてほんのわずかの時間が取れたとのことで、思いがけずこの天才的科学者の話も聞くことができた。天才は中学2年生にも分るように話をしてくれた。

「皆の中で感覚的に分っていた『繋がり』について実質的に再発見することが始まったのです。」

続く監督のお話は第五番にちりばめられていたメッセージを取りまとめ、64歳にして1歳児の親である方らしい言葉だった。

「昔は誰もが普通に行っていた『全身体的感覚』で感じ取るということを、現代の社会において体得することが難しくなってきている。これは親や教育者など子供に携わる人間が意識的に教えていかなければならない時代になってきた。」

監督のお子さんが自然分娩で生まれるシーンが非常に感動的だった。不覚にも涙してしまった。出産ってホント、聖なる儀式だ。何の演出もないシーンが一番感動的だなんて!!

ヨガはサンスクリットで「繋がる」という意味であることは、ヨガをやっている人であれば大抵知っていることだと思う。真実というか真理というか、なんだか上手く表現できないけど、そういうものは思想や宗教、民族が違っても結局やっぱり1つなのかもしれないと改めて実感した。第五番ではダライ・ラマ法王が明治神宮を参拝していた。法王はありとあらゆる宗教の聖地を訪れ相互理解の姿勢を推進しているそうだ。

ラズロー博士は「偶然と言えるものは何一つなく全て量子レベルの情報交換の上でプログラミングされている。」と言っていた。「繋がる」ってそれだけでなんだかワクワクする。ソーシャルネットワーキングのような仕組みをわざわざ利用しなくても、宇宙自体が持っているって考えるだけで楽しいではないか?!

風邪は引き始めに撃退!

秋になって二度程風邪を引きそうになった。そして二度とも同じ方法で撃退した。

大抵の場合私の風邪は喉からやってくる。朝とか夕方に「ん?なんか喉がちょっと痛いな」と感じる。そういう場合は大体こんな風にしている。(順不同。思いつき順)

1.エキナセアチンキを数時間おきに大量投与
2.さらにエキナセアティーをたくさん飲む
3.ビタミンC大量投与(2000mgくらい)
4.あればプロポリスハチミツを寝る前に舐める(もちろんお口はゆすいで寝ないと虫歯に・・・)
5.熱めのお風呂に入る
6.髪を乾かす時に首の後ろにドライヤーの温風を当てる
7.お湯をたくさん飲んでぐっすり寝る
8.塩水でうがい&ネティで鼻洗浄

たまに風邪を引くのは毒出し的な意味ではいいらしいのだが、ヨガはできないし、仕事はツラいし、ご飯作るのは億劫でもコンビニ弁当は嫌だししかも夫は何一つ作れないしで、いいことなんてひとつもないのだ。

あぁ、思い出した。夫なんて、結婚してすぐの頃だろうか、私がインフルエンザで寝込んでるときに何か食べ物を買ってきて欲しいと頼んだら、モスバーガーでチリドッグを買ってくるような輩なのだ。「チリドッグって喉が腫れてる人が食べるシロモノではないだろうが!」って怒った記憶がある。

上記の民間療法寄せ集め、どれが本当に効いているのかは分らないが一応ネットや日経ヘルスやらで調べた結果の寄せ集めなので一応の根拠はある。食べ合わせならぬ組み合わせが悪いかどうかまでは分らないが。

1&2・・・免疫力を高めるハーブ。常に摂取していると耐性ができて効かなくなるのでここぞというときに大量摂取。引き始めが肝心
3・・・言わずと知れた抗酸化ビタミンCで白血球が元気になるらしい
4・・・天然の抗生物質
5・・・昔は風邪引くとお風呂に入るなと言われていたけれど、今は引き始めに熱いお風呂に入ると逆に免疫力UPするそう。湯冷めしないうちに寝ないとだめだが
6・・・風池とか風府とか風門っていうツボがあるそうなので
7・・・熱があるときは根拠あるが、ない時も水分は取った方が良さそうな・・・もちろん睡眠必須
8・・・塩には殺菌効果あり

こういった民間療法も日々研究がなされ、危険な副作用が発見されたり、新たな療法が発表されたりするので、常にチェックしていないと逆にリスクを伴うこともある。もちろん化学合成された薬も同じだが。うのみにしないで自分でちゃんと調べて試すようにしたいものだ。

そうそう、お酒飲む人によいといわれているウコンも、高校の友達の肝臓専門医曰く、肝機能障害がある人は飲んではいけないらしい。説明を聞くも理由は忘れてしまったが。

それを考えるとホメオパシーって副作用ゼロらしいので、それこそ「一家に1セット」なのかもしれない。そういえば、富山の薬売りのオジサン、年に2回実家に来ていたな?。

ともかく自分の健康は自分で守らねば。

なんだかババ臭くまとまってしまった・・・。

マクロビオティックとヨガクラスの陰陽バランス

マクロビオティック入門―食と美と健康の法則』(久司道夫著)という本を買ってみた。

ベジ系なヨギ&ヨギニの方はよくご存知かもしれないが、マクロビオティックは食物を陰(白砂糖、酒など)と陽(肉、卵など)に分け、極端に陰陽に偏った食事をするのではなく、玄米や野菜を代表とする中庸の食物を摂ることを推奨する食事療法だ。

温帯に住む私たちは熱帯で取れた物を食べない方がいいとのこと。動物性の食物は胎児の時期にお母さんの血液として十分摂っているので生まれ出てからは必要ないともある。そして牛乳が完全食というのは昔の栄養学らしい。

マクロビでは食事のことのみならずすべてを陰陽に分けて考えるそう。この本ではスピリチュアル系というか宗教っぽいというか、哲学的なことについてもかなり触れている。東洋医学にも基づいていたり、「チャクラ」や「霊」などについての説明もある。マクロビは霊的進化をとげる食べ方でもあるらしい。

面白いなと思った部分をいくつか抜粋して要約してみる。

「アレルギーなど皮膚病にかかる人はガンになりにくい」・・・皮膚の排泄作用が働いていて内蔵に動物性高たんぱく高脂肪、高エネルギーのものが溜まりにくいからとのこと。ニキビが出来る人(私)もそうかしら?

「日本ほどエネルギーの高い土地環境はない」・・・火山帯が走っているかららしい。日本ってパワースポットなのね。アリゾナのセドナやバリに行かなくってもいいってこと?

「息を吐くときは陽、吸う時は陰」・・・ふ?ん。呼吸にも陰陽があるらしい。逆っぽいけど違うのね。

「若ハゲの場合、前からのハゲはコーヒー、アルコール、砂糖、果物のとりすぎで、天辺からのは卵、肉、チーズのとりすぎ」・・・ま、遺伝が大きいだろうけど。

マクロビに厳密にしたがった食生活をしようというのではないが、気候や風土にあったものを食べるというのはとても納得できる。肉は便秘するし、乳製品はニキビが悪化する気がするし、砂糖はとりすぎるとアレルギーっぽく皮膚が痒くなるし、などなどこれらはなんとなく体感できるので、玄米野菜中心の昔ながら日本の食生活はいいんじゃないかと思う。

そもそも玄米大好きだし。最近は玄米にもちきびと黒米を加えて炊くのが好きだ。こうすると炊飯器で炊いてももっちり美味しいの。んまぁ、美味しいから大量に食べちゃうのが問題なんだけどね。

ただ、コーヒーを完全に断つのは難しい。一人でお茶するときにやっぱりコーヒーが飲みたいし、仕事中もコーヒーで一息つきたいのだ。最近は1日一杯にしているが。コーヒーは南国産だからカラダを冷やすらしい。そういえばマクロビじゃないけど、「紅茶に生姜入れて飲め」っていう健康法があったっけ。

ついでにこんな本も買ってしまった。『マクロビオティックおしゃれレシピ―心地いい暮らしがしたい』。オーガニックカフェで出てくるような美味しそうな玄米キッシュやら、砂糖、クリーム、卵不使用のデザートまであってとっても美味しそうなんだけど、何せどれもとても手がかかりそう。作るなら仕事があまり多忙でない今がチャンスか?ん?でも誰か作ってくれないかしら?

ところで、都内全般のヨガクラス、どう考えても女性が多い。陰、陰、陰・・・陰ばかりだ。そのうちオセロじゃないけどchama先生やらKen先生、はたまたTarik先生まで陰に押されて女になっちゃったりして!?最初は欧米でもやはり女性が多かったらしいが今やかなり男性比率も高まってきている様子。日本も男性がヨガを始めるのはこれからかもしれないが、陰陽のバランスとるべく男性にもどんどんヨガをやって欲しいものだ。

男性の皆さん、ヨガって気持ちいいですよ。是非一度トライしてみて下さい!

整体って何?

初めて整体ってやつに行ってみた。最近腰痛持ちなのだ。原因はいくつか考えられる。

・在宅仕事中変な風に椅子に長時間座っていた(あぐら、片ヒザ立て、ヒザ抱え)。
・高校時代、腹筋のやり過ぎで痛めた腰痛が今ごろ出てきた。
・原人並のデカイ尾てい骨を持つためナヴァアサナで片尻で体重を支えていた。
・超苦手なバックベンドで一気に踏ん張った。

先日のヨガ@神南の帰り、公園通りをとぼとぼ登ってバスに乗って帰る前に、スタバでお茶でもしようかしらなんて思いつつ、通りがかりに目にとまった「整体&リフレクソロジー」の看板。ちょうどクイックシルバー&ロキシーのショップの向いあたり。前から気になっていたのだけど、試しに行ってみることに。

「整体&骨盤矯正 1時間」というのを受けようと思ったのだが、骨盤矯正は施術できる人が限られているらしく、その時間は整体のみ可とのこと。飛び込みなので今すぐどうぞとはいかず、30分待つことに。ヨガの癖で、「これからお茶するんですがお腹空いていないとまずいですか?」と聞いてしまう。「いや、特に大丈夫ですよ。」とお店の方。

スタバで本日のコーヒーとブルーベリースコーンを食し、携帯で「あるある大事典」のサイトにアクセスししばし遊ぶ。「隠れ肥満度チェック」ではズバリ黄色信号だった。ヨガやってんのにヤバいよアタシ!「ドロドロ血チェック」はなんとかセーフ。

サロンへ戻り、スウェット上下(ユニクロ)に着替え問診表を記入。担当は若いお兄さん。爽やか青年だがものすご?くタイプでもないのでリラックスして受けられそうだ。

何を隠そう、数年前に乳癌の超音波やら触診の検査を受けたとき、先生やら技師さんやらみんな揃って美形でもう緊張したのなんの(汗)。さすがにおっぱいを厚さ1cmにつぶすマンモグラフィ(一番色気のない検査)は女性の技師さんだったが。最近30代の乳癌が増えているらしい。また検査に行かなければ。

そうそう、整体に戻ろう。施術前、10歳は年下であろう爽やかお兄さんが「一番ツラいのはどこですか?」と尋ねる。「え?、左の腰ですかね。あとは右の肩。う?ん。あとは・・・。」 ホントはヒザも手首もあそこもここもと言いたかったけれどおばさん臭いので言うのを止める。そもそも「一番ツラいのは?」って聞かれてるじゃないか?

そして、整体はどうだったのか?マッサージとか指圧みたいな感じだった。特に「治す」という感じではなく文字通り「カラダを整える」感じだろうか?もちろんマッサージとしたらとても気持ちよかったのだが、マッサージならオイルマッサージの方が好きだ。筋肉をほぐすと共に皮膚感覚の心地よさもあるからだ。たまにくすぐったくてツラい時もあるが。

腰痛は「怒り」から来ているとも聞いたことがある。長年の怒りの蓄積とか無意識の抑制だったらありえないこともないが、大人になるに従い随分怒りを表現できるようになったとは思うし、そもそも怒る原因が最近それほどないはずなのに・・・。

まぁ、当面は普段の生活で気をつけてゆくことにしよう。2時間PCの前に座ったらパシュチモッターナアサナ10呼吸。やっぱコレかしら?
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